常微分方程 线性代数

次の連立微分方程式を以下の設問に従って解け。


ただし、 は実数で とする。

(1) 行列 の固有値およびそれに対応する線形独立な固有ベクトルをすべて求めよ。
(2) 変数変換 (行列 の正則行列) によって式 (a) が となるような変換行列 および行列 を求めよ。ただし、行列 を行列 の Jordan 標準形とする。
(3) 行列 を計算せよ。
(4) 時刻 での初期値を とするとき、(a) の解 を求めよ。また、 のとき に限りなく近づくための条件を示せ。


解答:

(1)
行列 の特性方程式は であるため、固有値は

のとき、 より、

より 。対応する線形独立な固有ベクトルは

のとき、 より、

とおくと、

対応する線形独立な固有ベクトルは

(2)
固有値 に関する広義固有ベクトル より求める。

と選び、 とする。
、すなわち を与式に代入すると となる。 を Jordan 標準形とするため、 すなわち とすればよい。

(3)
の対角成分と冪零成分の和への分解より、

(4)
であり、 となる。

\begin{aligned} \boldsymbol{x}(t) &= \begin{pmatrix} 1 & 0 & 2\alpha-3 \\ 0 & 1 & 3\alpha-9 \\ 0 & 0 & (\alpha-3)^2 \end{pmatrix} \begin{pmatrix} \left( \frac{\alpha^2-8\alpha+12}{(\alpha-3)^2} + \frac{\alpha-6}{\alpha-3}t \right) e^{(1-\alpha)t} \\ \frac{\alpha-6}{\alpha-3} e^{(1-\alpha)t} \\ \frac{1}{(\alpha-3)^2} e^{-2t} \end{pmatrix} \\ &= \begin{pmatrix} \left( \frac{\alpha^2-8\alpha+12}{(\alpha-3)^