複素関数 およびその偏導関数 が、区分的になめらかな単一閉曲線 およびその内部領域 で連続なとき、つぎのグリーンの定理が成立する。
このとき、以下の問いに答えよ。
(1) を から への変数変換とみなせば、つぎの微分作用素が定義できることを示せ。ただし、 である。
(2) グリーンの定理と (1) を利用して
が成立することを示せ。
(3) (2) を利用して、つぎの積分を複素線積分に変換せよ。
(4) ( は定数) によって定義される円領域 において、複素関数 を考える。(2) を利用して、
が成立することを示せ。
解答:
(1)
より、 である。
連鎖律を用いると、
(証明終)
(2)
(1) の結果より、被積分関数は と表される。
これを左辺の面積分に代入し、グリーンの定理において とおいて適用すると、
(証明終)
(3)
問題文の積分において、微小面積素 を補って考える。被積分関数は である。
とおくと、 を満たす。
これを (2) の等式に適用すると、
したがって、求める複素線積分は以下の通りである。
(4)
被積分関数は と展開できる。
ここで、 とおくと、 となる。
(2) を用いて面積分を線積分に変換すると、
積分経路 は の円周であるから、 すなわち が成り立つ。これを被積分関数に代入する。
コーシーの積分定理により、 は のときのみ となり、その他の整数 では となる。
展開式において の項が現れるのは 、すなわち のときのみである。
したがって、線積分の値は
ゆえに、
(証明終)
本题考查了复分析中 Wirtinger 导数(即对复变量及其共轭复变量的偏导数)的推导、格林公式(复数形式的斯托克斯定理)的应用,以及利用留数定理(柯西积分定理)计算沿圆周的复积分。
第一问通过多元复合函数的链式法则,将实变量偏导数形式自然地转换到复变量域,推导出了常用的复微分算子。
第二问巧妙地利用前面定义的微分算子,选取特定的函数构造将其代入实平面的格林公式中,证明了面积分到复变量线积分的转换公式。这也是复平面上高斯-格林公式的直接体现。
第三问是第二问结论的直接应用。将被积函数 写为 后,需要通过逆向思维找到一个函数 ,使其对 的偏导数恰好等于被积函数,从而完成积分形式的转换(此处构造出的函数不唯一,只需满足微分条件即可)。
第四问综合了复线积的计算技巧。不仅利用到了类似第三问的凑偏导数法则将面积分化为线积分,而且巧妙运用了积分路径的几何性质(圆周上 ),将 替换为仅关于 的表达式。展开多项式相乘后,根据柯西积分定理提取留数(即 对应的项),最终消去了所有无关项,化简出目标级数。