以下の(1)〜(4)の問いに対して,それぞれ 100〜200字程度で説明せよ.
(1) エネルギー第一法則によれば全エネルギーは保存する.しかしながら,我々はエネルギーの有効利用,エネルギー消費という言葉をよく耳にする.この意味を説明せよ.
(2) 熱機関効率と断熱効率の違いを説明せよ.
(3) 熱機関は熱を仕事に変換するものであるが,このためには作動流体が圧縮性を有することが必須となる.例えば,水車の水を温めても(沸騰させれば別であるが)出力は増えない.この理由を説明せよ.
(4) ある系のエントロピを減少させることは可能か?可能であるとしたら,その方法をあげよ.
解答:
(1)
熱力学第一法則により系の全エネルギーは保存される.
しかし,熱力学第二法則により,不可逆過程において系のエントロピー が増大する.
これにより,任意の環境において最大取出可能仕事であるエクセルギー は減少する.
(2)
熱機関効率 は熱力学サイクル全体に対する評価指標である.
断熱効率 はタービン等の単一機器における等エントロピー過程からの乖離を示す.
(3)
熱機関が外部へ行う膨張仕事 は圧力 と体積変化 により生じる.
作動流体が非圧縮性の場合, となり,機械的仕事は生じない.
(4)
系の全エントロピー変化 は外界との交換による流出入と内部生成 の和である.
这里涉及的考点主要是热力学基本定律以及相关概念的辨析。第一问考察能量守恒与可用能也就是火用的区别,能量在总量上是绝对守恒的,但是在不可逆过程中能量的品质会发生退化,不能完全转化为有用功,日常所说的能源消耗其实是指高品质能量不可逆的耗散。第二问区分了系统整体循环效率与单个部件过程效率的概念,热机效率针对整体循环的做功与吸热之比,而绝热效率衡量的是实际不可逆绝热过程相比于理想等熵过程的能量转化折损,只针对特定部件。第三问说明了热机做功的本质依赖于容积变化也就是体积功的存在,非压缩性流体受热时体积不发生变化,因此积分为零无法输出机械功。第四问是对热力学第二定律以及熵增原理的深化理解,孤立系统的熵总是增加的,但是对于开放系统或闭口系统,只要向外界排出足够的热量,使得带走的熵大于系统内部不可逆过程产生的熵,系统本身的熵完全可以减少,当然这不违反第二定律,因为此时外界增加的熵会更大,整个宇宙的总熵依然在增加。