力学 多自由度振动 抛体运动 刚体动力学 科里奥利力

以下の問に答えよ.重力加速度を定数 とする.解のみ示せ.

(問 1) 原子Bが2つの原子Aに挟まれた,直線状の分子ABAを,2本のばね定数 の質量のないばねで結ばれた3質点系と考える.原子Aの質量を ,原子Bの質量を とする.原子は共通の直線上を運動するとし,重力の影響は無視できるものとする.
(1) 3つの原子が従う運動方程式をそれぞれ書け.ばねが自然長のときの位置を基準とする原子A, B, Aの変位を,一方の原子Aから他方の原子Aに向かう方向を正として,それぞれ, とする.
(2) 変数 , を導入し,それぞれの振動の角周波数 を求めよ.分子の重心は動かないとする.

(問 2) 初速度 で仰角 をなす方向に質点を投げる.質点の初期位置を原点とし,初速度の水平成分の正の向きに 軸をとり,鉛直上向きに 軸をとる.
(1) における質点の鉛直位置 を用いて表せ.
(2) において,いかなる角 であっても質点が到達できない鉛直位置 の範囲を を用いて表せ.

(問 3) 水平な摩擦のない台の上に,質量 ,半径 の密度一様な剛体球が静止している.下図のように球を棒で水平方向に突き,球が滑らないように転がしたい.球を突く中心からの鉛直位置 及び球の慣性モーメント を用いて表せ.

(問 4) 地球を,南極と北極を結ぶ軸について東回りに一定の角速度 で回転する剛体球とする.北半球上の緯度 の点Pを原点として地表面に固定された座標系を とし,地球中心から点Pの方向を 軸の正の向き,点Pにおける接平面上で南を 軸の正の向き,東を 軸の正の向きとする.点Pにおいて, 軸の正の方向に初速度 で質量 の質点を投げる.
(1) 座標系 における地球の角速度ベクトル 成分をそれぞれ書け.
(2) 座標系 における質点の運動方程式は,位置ベクトル ,その時間についての一階微分 ,二階微分 を用いて下記のように表せる.



質点を投げたあとの経過時間 における 方向の質点の加速度を, を用いて書け. 以上のオーダーの項は無視せよ.


解答:

(問1)
(1) 原子A, B, Aがこの順に並んでおり,変位がそれぞれ であるとする.左側のばねの伸びは ,右側のばねの伸びは である.フックの法則より,各質点に対する運動方程式は以下のようになる.

(2) 第1式と第3式の和と差をそれぞれ計算する.
和:
重心が動かない条件より
これを代入して整理する.

差:


したがって,角周波数 は以下のようになる.

(問2)
(1) 質点の座標は時間 を用いて と表される. のとき となり,これを の式に代入する.


(2) を用い, とおくと,軌道方程式は についての2次方程式となる.


任意の実数 に対して質点が到達可能であるための条件は,この方程式の判別式 である.

したがって,到達できない領域はその補集合である.

(問3)
球に加えられた力積を とする.重心の並進運動と重心周りの回転運動における力積と運動量・角運動量の関係式は以下の通り.


打撃直後に滑らずに転がるための条件は である.これを代入して整理する.

(問4)
(1) 地球の自転角速度ベクトル は,南から北に向かう地球の自転軸と平行であり,その大きさは である. 軸は南向き(自転軸の水平成分の逆), 軸は天頂(鉛直上向き)であるため,緯度 における成分は以下のようになる.

(2) 非摂動運動()での質点の速度は である.
以上の項を無視する近似(1次摂動)では,コリオリ力 として計算できる.


したがって, 方向の加速度


在多自由度振动问题中,由于系统不受外力,质心动量守恒,引入质心坐标与相对位移作为广义坐标,可以实现运动方程的解耦并直接得到系统的固有简正频率(对称振动与反对称振动模式)。抛体运动的包络面(安全抛物面)通过将轨迹方程视为关于抛射角正切值的一元二次方程,利用判别式大于等于零即可直接求出边界。刚体的瞬时打击问题依靠力学冲量与角动量定理,结合纯滚动条件可以求出最佳的击打高度(甜点)。引入科里奥利力时,若仅保留角速度的线性项,可以直接将无自转时的零阶抛体速度代入叉乘计算,体现了摄动法在局部参考系下处理微小附加惯性力的基本思想。