Slot 3: 3.1 解析学 (40分)
を非負整数,を正の実数,を実数とする.実関数について,以下のようにラプラス変換を定義する.
ここで,は自然対数の底である.は複素数であり,上記の積分が収束するような条件を満たすとする.また,単位ステップ関数を以下で定義する.
以下の問に答えよ.
(問1) 以下の関数のラプラス変換と,が存在するためのの条件を求めよ.導出の過程を省略し,答えのみ示せ.
(1)
(2)
(3)
(4)
(問2) で定義される実関数のラプラス変換が以下のとき,を求め,その概形を図示せよ.導出の過程を省略し,答えのみ示せ.
(問3) 以下の問に答えよ.導出の過程を省略し,答えのみ示せ.
(1) 実関数とその微分がで定義されているとき,のラプラス変換をを用いて表せ.ただし,とする.
(2) で定義される実関数が以下の方程式と初期条件を満たす.
(i) 方程式の両辺をラプラス変換し,を求めよ.
(ii) を求めよ.
(問4) 以下ののラプラス変換を求めよ.答えに加えて導出の過程も示せ.
解答:
(問1)
(1)
これが収束するための条件は である.
(2)
これが収束するための条件は である.
(3)
これが収束するための条件は である.
(4) に対して部分積分を繰り返すことにより得られる.
これが収束するための条件は である.
(問2)
ラプラス逆変換の推移定理 と を用いると,
の範囲で場合分けすると, 以下の関数となる. 概形は, と を結ぶ線分と, と を結ぶ線分からなる三角形のパルス波である.
(問3)
(1) 部分積分を用いる.
より,
(2)
(i) 方程式の両辺をラプラス変換すると, 左辺第2項は合成積のラプラス変換 となるため,
これを について解く.
(ii) を部分分数分解する.
とおいて係数を比較すると, と求まる. したがって,
これをラプラス逆変換して を得る.
(問4)
は周期 の周期関数である. 周期関数のラプラス変換の公式より,
1周期分の積分を計算する.
これを公式に代入し, 変形する.
(証明終)
补充说明:
这道解析学题目全面考察了拉普拉斯变换的基础理论和应用技巧。第一问要求熟练掌握基本初等函数的拉普拉斯变换积分计算,并且指出使广义积分收敛的复变量实部条件。第二问考察了时移定理(也称第二平移定理),通过配方可以将s域的指数函数转化为时域的阶跃函数延迟,从而重构出分段的三角脉冲信号。第三问是拉普拉斯变换在求解常系数线性微分积分方程(沃尔泰拉积分方程)中的典型应用,核心在于识别出积分项本质上是未知函数与余弦函数的卷积,利用卷积定理可以将其化为代数方程,最后通过部分分式展开进行逆变换。第四问推导了周期矩形方波的拉普拉斯变换,利用周期函数的拉普拉斯变换公式,只需求出一个周期内的积分,结合平方差公式约分即可得到非常简洁的结果。