以下の問に答えよ. すべての定数と変数は実数, 関数は実関数とする. は自然対数の底である. 関数 の一階微分と二階微分はそれぞれ と表される.
導出の過程を省略し, 答えのみ示せ.
(問1) 以下の関数 に関する微分方程式の解を, 与えられた初期条件の下で求めよ.
(1)
(2)
(3)
(問2) 直交座標系において で定義される曲面 について, 以下の問に答えよ.
(1) 曲面 上の点 において は最大値 をとる. の値を求めよ.
(2) 曲面 上の点 について, の値を求め, 点 における接平面の式を求めよ.
(問3) 直交座標系において
領域 を定義する. 以下の問に答えよ.
(1) を求めよ.
(2) を求めよ.
(問4) エルミート多項式 は で定義される. ここで, は非負整数であり, である.
これらの多項式は微分方程式 を満たす. また, の関係式が成り立つ. ここで は非負整数, はクロネッカーデルタであり, で1, それ以外で0である. は の階乗を表し, とする. 以下の問に答えよ.
(1) を の多項式で表せ.
(2) を について微分し, を を用いて表せ.
(3) のとき, を を用いて表せ.
(4) のとき, を を用いて表せ.
(5) のとき, を計算せよ.
解答:
(問1)
(1) 特性方程式 より, 一般解は となる.
である.
初期条件より, , となり, を得る.
(2) 特性方程式 より であるため, 一般解は となる.
である.
初期条件より , となり, を得る.
(3) 非同次方程式の特解を とおく.
, を代入し整理すると,
係数を比較して より となる.
一般解は となる.
である.
初期条件 , を得る.
(問2)
(1) , である.
極値の必要条件 より, かつ すなわち を得る.
最大値をとるのは のときであるから, である.
(2) 点 を代入すると である.
, となるため, 接平面の方程式は
(問3)
極座標変換 を用いると, 領域 は に移り, である.
(1)
(2)
(問4)
(1) 定義より計算する.
(2) の定義式を で微分する.
移項して整理する.
(3) 微分方程式 と, (2)より得られる を用いる. これらを連立して を消去すると,
を に置き換えることで求める式を得る.
(4) (2)の式に(3)の結果を代入する.
(5) (4)の漸化式を変形し, とする. これを積分に代入する.
与えられた直交関係式を用いると, 第一項は のときのみ値を持ち, 第二項は のときのみ値を持つ.
补充说明:
这套试题综合考查了微积分的几个核心领域,包括常微分方程的求解、多元微积分及其几何应用、重积分以及正交多项式的性质。
在常微分方程部分,重点考查了二阶常系数线性微分方程的求解套路。特征方程根的不同情况决定了齐次解的形式,而对于非齐次项,使用待定系数法寻找特解是标准且高效的步骤。
关于曲面极值与切平面,计算偏导数并令其为零是寻找驻点的基本方法,而切平面方程则是二元函数一阶泰勒展开的几何体现。
多重积分题通过积分区域为第一象限单位圆盘这一特征,提示了使用极坐标变换进行计算。转换后,利用简单的三角恒等变换和分离变量可以快速求解。
最后一部分关于厄米特(Hermite)多项式的推导,是量子力学中谐振子波函数的基础。通过母函数或其定义直接求导,结合微分方程,可以建立多项式及其导数之间、相邻阶数之间的递推关系式。最后一问巧妙利用递推关系将 降阶或升阶,再结合给定的正交归一性公式,使得原本复杂的积分化简为仅在特定阶数匹配时非零的结果,这里的克罗内克 函数是表达这种正交性的绝佳工具。