(問1) 国民の0.1%が感染症に感染しているとする.ある検査は,検査を受けた感染者の80%を陽性と判定する.しかし,この検査は,検査を受けた非感染者の0.2%を陽性と誤って判定してしまう.国民から無作為に抽出された1名がこの検査で陽性と判定されたとき,感染している確率はいくらか.以下の選択肢のうちで最も近いものを1つ選べ.計算過程は示さなくてよい.
(a) 0.2, (b) 0.3, (c) 0.4, (d) 0.5,
(e) 0.6, (f) 0.7, (g) 0.8, (h) 0.9.
(問2) 確率変数 は互いに独立で,同一の確率密度関数
に従うとする.ただし,は自然対数の底,は正のパラメータである.このとき,以下の問に答えよ.(1), (2), (3)については,導出の過程を省略し,答えのみ示せ.(4)と(5)は,答えに加えて導出の過程も示せ.
(1) 確率変数 の期待値 と分散 を考える.
および を満たす定数 を求めよ.
(2) 標本 に基づく,パラメータ についての最尤推定量 を求めよ.
(3) 確率変数 を考える.
の確率密度関数 を求めよ.
(4) 個の確率変数の和,すなわち, を考える.
の確率密度関数 を導出せよ.
以下の公式を用いてもよい.
ただし, は自然数, は実数, は の階乗である.
(5) (2) で求めた最尤推定量が不偏推定量であること,あるいは,そうではないことを示せ.
解答:
(問1)
事象 を感染していること,事象 を陽性と判定されることとする.
ベイズの定理より,
最も近いものは 0.3 である.
(問2)
(1)
(2)
尤度関数 は
対数尤度関数 は
で微分して 0 とおくと
(3)
(4)
数学的帰納法により, に対して であることを示す.( のときは常に )
のとき, となり成立する.
のとき, が成立すると仮定する.
のとき, であり, と は独立であるから,たたみ込み積分より,
よって, のときも成立する.したがって,すべての自然数 について
(証明終)
(5)
の期待値 を計算する. とする.
ここで と変数変換すると, となり,
期待値が真のパラメータ と一致しないため,不偏推定量ではない.
(証明終)
本题考查了概率统计中的几个核心知识点。第一题是典型的贝叶斯定理应用,通过已知条件分别求出患病与检测阳性的联合概率和总的阳性概率,两者相除即得后验概率,需要注意计算细节以选出最接近的值。第二题围绕指数分布及其参数估计展开。首先根据指数分布的定义,利用分部积分法求出其期望和方差,进而确定待求常数。求最大似然估计时,常规做法是写出样本联合密度的似然函数,取对数后对参数求导并令其为零。关于独立同分布指数随机变量之和的分布,其实质是典型的伽马分布。可以通过卷积公式结合数学归纳法进行严格递推证明。判断估计量是否为无偏估计,关键在于求其数学期望,这里需要用到前面求得的样本和的分布密度函数进行积分换元,最终结合题目给出的伽马函数积分公式化简,发现结果含有偏差因子,从而得出其是有偏估计的结论。