次の3次正方行列 を考える.
このとき,以下の問に答えよ.
(問1) 行列 の行列式 を求めよ. さらに, をみたす を全て求めよ.
(問2) (問1)で求めた全ての に対して, の階数 を求めよ.
(問3) の に関する次数を求めよ.
(問4) および を求めよ.
(問5) 行列 の固有値を全て求めよ.
(問6) (問5)で求めた固有値のうち,重複度が である固有値に対する固有ベクトルを求めよ.
解答:
(問1)
行列 の第1列についての余因子展開により、
のとき となるため、
(問2)
のとき、
第1行は第3行の定数倍であり一次従属、また第1列と第2列は一次独立であるため、
のとき、
より である。左上の2次小行列式は であるため、
(問3)
行列式の性質 を用いる。
は でない定数であるため、 はいずれも の項を持ち、その係数は ではない。
(問4)
行列 の第2行から第1行を引いたベクトルと、第3行から第2行を引いたベクトルはともに となり、行ベクトルが一次従属であるため である。
(問5)
の固有多項式を求める。
とおく。
第1列で展開する。
を元に戻す。
(問6)
重複度が1の固有値は である。対応する固有ベクトルを とおく。
連立方程式を立てる。
とおくと、 となる。定数 を用いて表す。
补充:
这道题全面涵盖了线性代数中的核心计算技巧。第一问处理含有未知数的三阶行列式时,直接利用矩阵元素中的零进行拉普拉斯展开是最有效的降阶方式。第二问检验了矩阵的秩的具体求法,寻找非零最高阶子式即可快速确定秩的大小。第三和第四问考察方阵乘积的行列式定理,这里观察到矩阵 C 的行向量构成了等差数列,因此可以直接判断出其行列式为零,大大缩减了不必要的乘法计算量。在求解第五问的特征多项式时,引入一个代换参数不仅可以精简表达式,也能减少代数展开过程中的符号错误。最后一问求解基础解系时,通过提取前两行或后两行的比例关系来给定其中一个分量的值,进而反推其余分量,这是一种标准的通解计算流程。