複素関数 を考える。 を正の実数として,以下の問いに答えよ。
(1) のすべての極と,それぞれの極における留数を求めよ。
(2) 下図に示す半径 の半円 と直径 からなる経路を正の向きに一周する積分路 について, を求めよ。
(3) 半円 上 () において,
を示せ。
(4) 次の定積分 を求めよ。
(5) , を利用して,
を求めよ。

解答:
(1)
より極は (1位の極)。
(2)
より,積分路 の内部にある極は のみ。留数定理より,
(3)
() について,
。
かつ で であるから, となる。
また,三角不等式より 。
よって, が成り立つ。
の弧長は であるため,
(証明終)
(4)
。
のとき,(3)より 。
したがって,
(5)
。
被積分関数の虚部 は奇関数であるため,その積分は となる。
ゆえに 。
を で偏微分すると,
。
第1項の被積分関数は奇関数であるから積分は 。よって 。
一方,(4)の結果から 。
したがって, より 。
本题考察的是复变函数中利用留数定理计算实反常积分的经典方法。在求解极点和留数时,由于积分路径为上半平面的半圆,只需考虑上半平面的极点即可。第三问实际上就是约旦引理(Jordan’s Lemma)中估值不等式(ML不等式)的简化版证明,通过放缩指数部分和分母多项式即可轻易得出。第四问结合第二问和第三问的结论,当半径趋于无穷大时,圆弧上的积分趋于零,从而闭合路径的积分值即为所求的实轴反常积分。在最后一问中,通过欧拉公式将实积分表示为复积分的实部和虚部,再利用带参数的积分求导运算,将求导结果与偶奇函数的对称性结合,快速求出带有三角函数的反常积分值,避免了复杂的分布积分或二次留数计算。